Login with Amazonに登録する

Login with Amazonに登録する

AndroidアプリでLogin with Amazonを使用するには、事前にアプリ登録が必要です。Login with Amazonのアプリ登録では、ビジネスに関する基本情報と、Login with Amazonと連携するウェブサイトやモバイルアプリの情報などが必要になります。このビジネス情報は、ユーザーが該当のウェブサイトやモバイルアプリでLogin with Amazonを使用するたびに表示されます。ユーザーに表示されるのは、アプリの名前、ロゴ、プライバシーポリシーへのリンクです。

新しいセキュリティプロファイルの作成

Amazon開発者コンソールでセキュリティプロファイルを作成済みの場合は、このセクションをスキップしてください。

  1. https://developer.amazon.com/loginwithamazon/console/site/lwa/overview.htmlにアクセスします。Login with Amazonのアプリ登録を行う開発者コンソールが表示され、ログインするよう求められます。開発者コンソールを初めて使用する場合は、アカウントをセットアップします。

  2. [セキュリティプロファイルを新規作成] をクリックします。[セキュリティプロファイル管理] ページが表示されます。

    1. [セキュリティプロファイル名][セキュリティプロファイルの説明] を入力します。セキュリティプロファイルによって、対象のアプリ(複数可)にユーザーのデータとセキュリティ認証情報が関連付けられます。[セキュリティプロファイル名] は、ユーザーがアプリとの情報共有に同意する際に同意画面に表示される名前です。この名前は、アプリの各バージョン(Android、iOS、ウェブサイト)に適用されます。

    2. アプリの [プライバシー規約同意書URL] を入力する必要があります。プライバシー通知URLは、会社またはアプリのプライバシーポリシーの場所(例:http://www.example.com/privacy.html)を示します。このリンクは、同意画面でユーザーに表示されます。これは、アプリの各バージョン(Android、iOS、ウェブサイト)に適用されます。

    3. アプリに [同意のロゴ画像] を追加する場合は、[画像のアップロード] をクリックします。このロゴはサインイン画面と同意画面に表示され、開発者のビジネスやウェブサイトを表します。これは、アプリの各バージョン(Android、iOS、ウェブサイト)に適用されます。ロゴの高さの上限は50ピクセルです。それより大きい場合は50ピクセルに縮小されます。ロゴの幅に制限はありません。

  3. [保存] をクリックします。セキュリティプロファイルは次のように表示されます。

    作成されたセキュリティプロファイル

Login with Amazonで既存のセキュリティプロファイルを有効にする方法

上記の手順に従って新しいセキュリティプロファイルを作成した場合はこのセクションをスキップしてください。上記の手順を使用して作成したセキュリティプロファイルは既にLogin with Amazonで利用できるようになっています。

  1. https://developer.amazon.com/loginwithamazon/console/site/lwa/overview.htmlにアクセスします。開発者コンソールにログインするよう求められます。

  2. [Select a Security Profile] をクリックし、ドロップダウンメニューから対象のセキュリティプロファイルを選択します。

    対象のセキュリティプロファイルのLWAを有効にする
  3. 右側に表示される [確認する] ボタンをクリックします。

  4. フォームが表示されるので、そこに同意画面に関する情報を入力します。

    同意画面に関する情報をセキュリティプロファイルに追加する
  5. アプリの [プライバシー規約同意書URL] を入力する必要があります。プライバシー通知URLは、会社またはアプリのプライバシーポリシーの場所(例:http://www.example.com/privacy.html)を示します。このリンクは、同意画面でユーザーに表示されます。これは、アプリの各バージョン(Android、iOS、ウェブサイト)に適用されます。

  6. アプリに [同意のロゴ画像] を追加する場合は、[画像のアップロード] をクリックします。このロゴはサインイン画面と同意画面に表示され、開発者のビジネスやウェブサイトを表します。これは、アプリの各バージョン(Android、iOS、ウェブサイト)に適用されます。ロゴの高さの上限は50ピクセルです。それより大きい場合は50ピクセルに縮小されます。ロゴの幅に制限はありません。

  7. [保存] をクリックします。画面がリフレッシュされ、[確認する] ボタンの下に 「セキュリティプロファイルでLogin with Amazonが正常に有効化されました」というメッセージが表示されます。

Amazonアプリストアまたは開発者コンソールに登録済みのアプリをセキュリティプロファイルに追加する方法

既にhttps://developer.amazon.com/myapps.htmlでアプリを登録している場合は、そのアプリをセキュリティプロファイルに追加してLogin with Amazonで有効にすることができます。

または、この手順をスキップして、セキュリティプロファイルへのAndroid設定の追加に進むこともできます。

  1. https://developer.amazon.com/myapps.htmlにアクセスします。
  2. 一覧からアプリを選択します。アプリの [アプリファイルをアップロード] 画面が表示されます。
  3. 上部のタブから [Login with Amazon] をクリックします。
  4. ドロップダウンメニューでセキュリティプロファイルを選択して、アプリと関連付けます。[確認する] をクリックします。

    アプリとセキュリティプロファイルを関連付ける

セキュリティプロファイルへのAndroid設定の追加

開発者コンソールでセキュリティプロファイルを作成したら、そのプロファイルでLogin with Amazonを使用するウェブサイトやモバイルアプリの設定を追加することができます。AndroidでLogin with Amazonを有効にするには、アプリプロジェクトのパッケージ名署名を指定する必要があります。Login with Amazonでは、これらの値を使用して、APIキーを生成します。APIキーによって、アプリはLogin with Amazon認可サービスにアクセスできるようになります。プロファイルにAndroid設定を追加する手順は次のとおりです。

  1. https://developer.amazon.com/loginwithamazon/console/site/lwa/overview.htmlにアクセスします。
  2. アプリに使用するセキュリティプロファイルを選択します。
    1. 変更するセキュリティプロファイルを表から探します。
    2. [管理する] 列の操作ボタンボタンにカーソルを合わせます。
    3. [Kindle/Android設定] メニューアイテムを選択します。
      注: 目的のセキュリティプロファイルが表にない場合は、Login with Amazonでまだ有効になっていないことを意味します。この場合、表の上にある [Select a Security Profile] ドロップダウンメニューからセキュリティプロファイルを選択し、[確認する] をクリックします。[プライバシー規約同意書URL] の入力は必須です。[同意のロゴ画像] のアップロードは任意です。どちらもサインイン画面と同意画面に表示されます。アプリ向けのセキュリティプロファイルをまだ作成していない場合は、セキュリティプロファイルの登録を参照してください。
  3. Login with Amazonの認証でアプリが使用する [APIキー名] を入力します。これは、アプリの正式名称である必要はありません。この名前は、セキュリティプロファイルに登録されている複数のアプリやウェブサイトから、このAndroidアプリを識別するために使用されます。
  4. [パッケージ] にパッケージ名を入力します。これは、Androidプロジェクトのパッケージ名と一致する必要があります。Androidプロジェクトのパッケージ名を確認するには、Android Studioでプロジェクトを開きます。[Project] ビューAndroidManifest.XMLをダブルクリックして開き、[Manifest] タブを選択します。最上部にパッケージ名が表示されます。
  5. アプリの [署名] を入力します。これには、アプリの検証に使用されるMD5とSHA-256ハッシュ値が含まれます。MD5署名はコロンで区切られた16進数ペアの形式(例: 01:23:45:67:89:ab:cd:ef:01:23:45:67:89:ab:cd:ef)で、SHA-256署名はコロンで区切られた32進数ペアの形式(例: 01:23:45:67:89:ab:cd:ef:01:23:45:67:89:ab:cd:ef:01:23:45:67:89:ab:cd:ef:01:23:45:67:89:ab:cd:ef)です。プロジェクトから署名を抽出する手順については、Androidアプリの署名とAPIキーを参照してください。
  6. [新しいキーを生成] をクリックします。

Androidアプリの署名とAPIキー

アプリの署名は、Androidアプリがビルドされるときに必ず適用されるハッシュ値です。AmazonではMD5とSHA-256のアプリ署名を使用してAPIキーを構成しています。APIキーによって、Amazonサービスはアプリを認識できます。プロジェクトにAPIキーを追加する方法については、Login with Amazonプロジェクトを作成するを参照してください。

アプリの署名はキーストアに保存されます。一般的なAndroidアプリには、デバッグ用のキーストアとリリース用のキーストアがあります。Android Studioでデバッグ用キーストアの場所を確認するには、[Build] メニューを開き、[Edit Build Types] を選択します。続いて [Signing] タブに移動し、[Store File] フィールドでデバッグ用キーストアを指定します。

リリース用キーストアは通常、Androidアプリをエクスポートして署名済みAPKファイルを生成するときに作成されます。エクスポートプロセス中に新しいリリース用キーストアを作成する場合は、その場所を選択します。デフォルトでは、デフォルトのデバッグ用キーストアと同じ場所に配置されます。

開発中にデバッグ署名を使用してアプリを登録した場合、アプリのリリース準備ができた段階で新しいAndroid設定をアプリに追加する必要があります。新しいアプリ設定ではリリース用キーストアからの署名を使用する必要があります。

詳細については、developer.android.comのアプリへの署名を参照してください。

Androidアプリの署名の確認

  1. 署名済みAPKファイルの場合:
    1. APKファイルを解凍して、CERT.RSAを展開します(必要に応じてAPKの拡張子名をZIPに変更できます)。
    2. コマンドラインから以下を実行します。

      keytool -printcert -file CERT.RSA
      

      keytoolは、Javaインストールのbinディレクトリにあります。

  2. キーストアファイルの場合:
    1. コマンドラインから以下を実行します。

      keytool -list -v -alias <alias> -keystore <keystore.filename>
      

      keytoolは、Javaインストールのbinディレクトリにあります。<alias>は、アプリの署名に使用されたキーの名前です。

    2. キーのパスワードを入力し、Enterを押します。

  3. 証明書のフィンガープリントからMD5とSHA-256の値をコピーします。

Android APIキーの取得

Android設定を登録してアプリの署名を済ませたら、Login with Amazonアプリの登録ページからAPIキーを取得できます。そのAPIキーは、Androidプロジェクトのファイルに割り当てる必要があります。この作業を行わなければ、アプリには、Login with Amazon認可サービスと通信する権限が与えられません。

  1. https://developer.amazon.com/loginwithamazon/console/site/lwa/overview.htmlにアクセスします。
  2. アプリに使用するセキュリティプロファイルを選択します。
    1. 変更するセキュリティプロファイルを表から探します。
    2. [管理する] 列の操作ボタンボタンにカーソルを合わせます。
    3. [Kindle/Android設定] メニューアイテムを選択します。
  3. リストの [APIキー名] から該当するキーを選択し、[APIキー] 列の [表示] をクリックします。ポップアップウィンドウに表示されるAPIキーをコピーします。
    : APIキーには、生成時刻に基づいた情報が含まれています。したがって、その後に生成されるAPIキーは最初のキーと異なる場合があります。すべて有効であり、どのAPIキーでもアプリに使用できます。

    操作ボタンアイコンにカーソルを合わせて [編集] または [削除] を選択すると、キーの編集や削除ができます。誤ってキーを削除した場合は、[削除されたAPIキーを表示する] をクリックし、復元したいキーの横にある [復元] をクリックすると元に戻せます。

  4. AndroidアプリにAPIキーを追加する手順については、プロジェクトへのAPIキーの追加を参照してください。

セキュリティプロファイルの削除

Amazonアプリストアを通じて配布するアプリに関連付けられていないセキュリティプロファイルは、必要に応じて削除できます。[セキュリティプロファイル管理] ページに移動し、プロファイルを選択して、[セキュリティプロファイルを削除] をクリックします。確認のウィンドウが表示されます。テキストフィールドに「削除」と入力し、[削除] をクリックして操作を確定します。

セキュリティプロファイルを誤って削除しても、[セキュリティプロファイル管理] ページから完全に復元できます。[削除されたセキュリティプロファイルを表示] ボタンをクリックし、復元したいプロファイルを選択して、[セキュリティプロファイルを復元] をクリックします。確認のウィンドウが表示されます。[復元] ボタンをクリックすると、ウェブ、Android/Kindle、iOSの各設定を含むセキュリティプロファイルを復元できます。


Last updated: 2023年10月2日