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手順8: 認定に向けたテストを行う

手順8: 認定に向けたテストを行う

以下のガイドラインでは、スキル認定のためのユーザーエクスペリエンス要件を詳しく説明します。これらのガイドラインを注意深く確認して、マルチモーダルデバイスのビデオスキルが認定要件を満たすようにしてください。このガイドラインには、個別のテストケースの認定チェックリストが含まれています。Amazonではこれを基に、スキルの起動品質に関する審査を行います。

前提条件と注意事項

機能検出ペイロードの一部として、チャンネル変更、クイック再生、検索といったスキルの機能を宣言します。記載されているガイドラインに従って、スキルが各機能の認定に合格する必要があります。スキルを作成する際は、サポート予定の機能を [テストの手順] フィールドに記載してください。

この認定チェックリストでは、サポートされている発話の完全なリストが提供されています。統合の完了を判断する前に、サポートされているすべての発話でスキルをテストしてください。また、ビデオオンデマンドコンテンツで「タイトルで再生」および「タイトルで検索」の発話をサポートするには、Amazonとのカタログ統合を完了させる必要があります。Amazonにまだカタログを統合していない場合は、Amazon Fire TVソリューションアーキテクトに連絡して、統合プロセスの開始を依頼してください。

マルチモーダルデバイスでのビデオスキルのターゲット設定

マルチモーダルデバイスでスキルをテストする際は、次のいずれかの方法でスキルをターゲット指定してください。

  • スキルを明示的にターゲット指定する: 「アレクサ、<ビデオプロバイダー>でXを再生して」または「アレクサ、<ビデオプロバイダー>でコメディ番組を見せて」と話しかけると、発話でスキルを明示的にターゲット指定できます。

  • ビデオホームからスキルを起動する: ビデオホームでスキルを見つけるには、「アレクサ、ビデオを見せて」または「アレクサ、ビデオホームに移動して」と話しかけます。その後、スキルのアイコンをタップします。

  • 音声でスキルを起動する: 「アレクサ、<ビデオプロバイダー>を開いて」と話しかけることで、音声でスキルを開くこともできます。

こうしてスキルをターゲットとして指定すると、Alexaはデバイス上のすべてのビデオスキルを調べることなく、アプリとカタログのコンテキスト内でコマンドやその他の検索を実行します。

全体的な認定要件

スキルが認定に合格するには、次のセクションに記載されている要件を満たす必要があります。

  • レイテンシ要件: スキルのエンドツーエンドのレイテンシは、現在公開されているマルチモーダルデバイスのビデオスキルと同等か、それ以上である必要があります。

  • ウェブプレーヤーの要件: 認定に合格するには、ウェブプレーヤーが以下の要件を満たしている必要があります。

  • クローズドキャプション: マルチモーダルデバイスには、ビデオエクスペリエンス全体でユーザーがクローズドキャプションのオンとオフを切り替えることができる設定があります。すべてのプレーヤーで一貫性のあるエクスペリエンスを実現するには、ビデオプロバイダーがこの設定に従う必要があります。ユーザーがデバイスでこの設定をオンにした場合、プレーヤーでもビデオセッションでクローズドキャプションの表示を有効にする必要があります。ユーザーがプレーヤーでクローズドキャプションの設定をオンにした場合は、デバイスの設定を変更できるように、プレーヤーからその設定をブロードキャストする必要があります。クローズドキャプション機能およびタッチイベントをブロードキャストする方法の詳細については、APIリファレンスの概要を参照してください。

  • エラー処理: ウェブプレーヤーで再生中に問題が発生した場合、ウェブプレーヤーはエラーを処理し、何が起きているかをユーザーが認識できるようにエラーメッセージを表示する必要があります。また、その後の音声操作でAlexaがプレーヤーの問題を認識できるように、JavaScriptライブラリを使用してエラーをブロードキャストする必要があります。エラーをブロードキャストする方法の詳細については、APIリファレンスの概要を参照してください。

  • TVシリーズのVODの連続再生: ユーザーが現在TVシリーズを視聴している場合は、連続再生が推奨およびサポートされます。新しいエピソードが再生されると、その次のエピソードの機能をブロードキャストする必要があります。単一のエピソードの場合は、ユーザーのリクエストに従ってセッションを終了する必要があります。

発話サポートのテスト

ビデオスキルは、サポートする発話に対して適切なレスポンスを提供する必要があります。スキルが提供している機能を判断するために、AlexaはLambda関数にDiscoverディレクティブを送信します。サポート対象の機能は、Discover.Responsecapabilitiesセクションに記載します。詳細については、Discoveryインターフェースを参照してください。

アプリがサポートしていない機能(たとえば、アプリにチャンネルがない場合は、ChangeChannelをサポートしていない可能性があります)の発話については、認定を行う必要はありません。ChangeChannelディレクティブのサポートを宣言していない場合、AlexaはLambda関数にそのディレクティブを送信しません。

ただし、スキルがインターフェースの特定の機能のみをサポートしている場合は、レスポンスでサポートされていないアクションに対する適切な処理を提供する必要があります。

Echo Showデバイスがサポートするさまざまな発話(ロケールごとの各フレーズも含む)の詳細については、発話リファレンスを参照してください。発話は、Alexaが発話を聞き取った際に送信するリクエストごとにグループ化されています。これらのグループは次のとおりです。

重要な用語

この認定チェックリストでは、次の用語が使用されています。