手順2: 参照ビデオスキルをインストール、ビルド、デプロイする
手順2: 参照ビデオスキルをインストール、ビルド、デプロイする
参照ビデオスキルのビルドとデプロイに必要なすべてのコンポーネントをインストールするには、以下の手順に従います。
手順2.1: マルチモーダル参照ソフトウェアプロジェクトをダウンロードする
https://github.com/alexa/alexa-video-multimodalにある、プロジェクトのGitHubリポジトリをクローンします。
手順2.2: プロジェクトをビルドする
手順を進める前に、コンピューター環境が必要な要件をすべて満たしていることを確認します。確認ができたら、以下の手順を実行します。
- コンピューターで、プロジェクトのフォルダに移動します。
- 移動先のフォルダで、PowerShell(Windows)またはターミナル(macOS)を管理者として開きます。
cd infrastructure
を実行します。-
npm run release
を実行します。注: このコマンドを実行すると、依存関係のインストール、プロジェクトのクリーンアップ、単体テストの実行、コードのコンパイルが行われます。出力は./dist
フォルダに書き込まれます。これには次の内容が含まれます。
./dist/bin/alexa-video-infrastructure-cli
:CLIツール
./dist/doc/index.html
:コードに関する自動生成されたドキュメント
./dist/coverage/index.html
:HTMLコードカバレッジレポート
ヒント: インストール中に重大なエラーが発生した場合は、まず、ここに示されている構成と照らし合わせて、現在の環境設定を確認します。
手順2.3: CLIツールを使用する
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PowerShell(Windows)またはターミナル(macOS)で、次のCLIコマンドを実行します。使用しているOSに応じて、以下のいずれかのコマンドをコピーし、貼り付けて実行してください。
Windowsnode ./dist/bin/alexa-video-infrastructure-cli --init
macOS./dist/bin/alexa-video-infrastructure-cli --init
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プロンプトに従って操作を進めます。
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testskill
などのプロジェクト名を使用します。注: プロジェクト名は、AWSリソースに名前を付けるために使用されます。S3バケット名やCognitoユーザープールのドメイン名などのAWSリソースは、グローバルに一意である必要があるため、こうした特定のリソースにはUUIDが付加されます。 test skill echo show
などのスキル名を入力します(プロジェクト名とは異なっていても構いません)。- 矢印キーを使用して
United States
などの配信国を選択し、Enterキーを押します。 - スペースバーを使用して、1つ以上のロケールを選択します(例:
en-US
)。 - Enterキーを押して続行します。
- プロジェクトのルートフォルダへのパスを入力します。
- セキュリティプロファイルのクライアントIDを入力します。
- セキュリティプロファイルのクライアントシークレットを入力します。
- AWSアクセスキーIDを入力します。
- AWSアクセス用のシークレットアクセスキーを入力します。
- 提供されたURLをコピーしてブラウザに貼り付け、認証コードを取得します。
注: この手順では、OAuthアクセストークンとリフレッシュトークンが生成されます。トークンは、API呼び出しでAlexa開発者アカウントを認証するために使用します。最終的にはトークンの有効期限が切れます。有効期限が切れると、新しいトークンの作成を促されます。
- 必要に応じて、開発者コンソールの認証情報を使用し、セキュリティプロファイルにログインできるようアクセスを許可します(リクエストされた場合)。
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PowerShellまたはターミナルに認証コードを貼り付けます。
注: ASKアカウントに複数のベンダーIDが関連付けられている場合は、適用するベンダーIDの選択を求めるプロンプトが追加で表示されます。このデータは、開発者コンソールのこのページでいつでも確認できます。
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ビデオスキルをデプロイするには、PowerShellまたはターミナルで2つ目のCLIコマンドを実行します。
Windowsnode ./dist/bin/alexa-video-infrastructure-cli --deploy
macOS./dist/bin/alexa-video-infrastructure-cli --deploy
重要: デプロイ時に、サンプルビデオコンテンツがAmazonリソースからコピーされ、S3バケットに保存されます。これは、サンプルビデオコンテンツがユーザーのS3バケットで明示的にホストされることを意味します。このプロジェクトのカタログには多彩なコンテンツが含まれていますが、参照ソフトウェアでは、ビデオスキルの作成を開始するうえで役立つ数個のビデオファイルのみを提供します。
コンテンツとビデオスキル
ビデオコンテンツを確認するには、AWSコンソールのS3バケットにアクセスし、最後に作成されたバケットに移動します。サンプルビデオコンテンツは、content
フォルダで確認できます。
また、Alexa開発者コンソールで新しく作成したスキルを確認することもできます。
[編集] をクリックして、ビデオスキルの設定を確認します。また、[言語固有の設定] セクションで、背景画像やロゴ画像を更新することもできます。
次のステップ
最後の手順に進みます。 手順3: Echo Showデバイス用参照ビデオスキルをテストする