統合を検証するためのテストケース
統合を検証するためのテストケース
重要: これらのテストは、Amazonでの構成作業が完了するまでは実行できません。進行状況をAmazonの担当者と調整してください。
- ホーム画面でのタイトルの表示
- 複数のAmazonプロフィール間でのコンテンツの分離
- 再生イベント
- アプリがフォアグラウンドの場合にのみデータが送信され、バックグラウンドでは送信されないことを確認する
- ユーザーがビデオを視聴しているときに、アプリから1分ごとに現在の再生位置で再生イベントが送信されることを確認する
- アプリからライブリニアコンテンツの再生イベントが送信されることを確認する
- ユーザーが再生を一時停止したときに、アプリから再生状態が「一時停止」の再生イベントが送信されることを確認する
- ユーザーがコンテンツを早送りまたは早戻ししたときに、アプリから再生状態が「再生中」の再生イベントが送信されることを確認する
- ユーザーがリモコンのホームボタンを押して再生を終了したときに、アプリから再生状態が「終了」の再生イベントが送信されることを確認する
- ユーザーがリモコンの戻るボタンを押して再生を終了したときに、アプリから再生状態が「終了」の再生イベントが送信されることを確認する
- 広告やプレビューなどの再生中に、アプリから再生状態が「インタースティシャル」の再生イベントが送信されることを確認する
- コンテンツパーソナライゼーションAPIの統合前にキャプチャされた再生イベントがCWRに表示されないことを確認する
- アプリが子ども用プロフィール(アプリプロフィール)のデータを送信しないことを確認する
- サポート対象外のFOS本番環境ビルドを使用して、コンテンツパーソナライゼーションAPIが統合されたアプリを検証する
- ウォッチリスト
- ウォッチリストデータ
UIの検証
ホーム画面でのタイトルの表示
アプリ内でビデオを視聴した後、[続きを観る] 行(CWR)にコンテンツタイルが表示されることを確認する
テスト手順
アプリ内でビデオを視聴した後、[続きを観る] 行(CWR)にコンテンツタイルが表示されることを確認します。
- Fire TVデバイスにアプリをインストールします(定期購入ベースの場合はログインします)。
- アプリを開きます。
- コンテンツの視聴を開始し、合計時間の2%以上の位置までスキップするか再生を進めます。
- アプリを終了し、[ホーム] タブに移動します。
- [ホーム] タブのCWRにコンテンツタイルが表示されることを確認します。
注: CWRにタイルが表示されるためには、再生位置が合計時間の2%~92%の間にあることが必要です。たとえば、コンテンツの合計時間が60分の場合、CWRにコンテンツタイルを表示するには、1分~55分の間の位置にスキップする必要があります。
重要: CWRにコンテンツが表示されない場合、行の更新が必要である可能性があります。行が更新されるまで1~2分待つか、[設定] > [アカウントとプロフィールの設定] > [Amazonコンテンツを同期] に移動して強制的に更新することができます。
期待される結果
- 視聴したコンテンツのタイルが、[ホーム] タブの最初の行であるCWRに表示されます。
- [ホーム] タブから視聴したコンテンツのタイルを選択すると、ユーザーが再生を途中で終了した時点のタイムスタンプから再生が始まります。
注: 行の位置は将来変更される可能性があります。変更が見つかった場合は、Amazonの担当者に更新後の場所を確認してください。
![視聴したコンテンツのタイルが、[ホーム] タブの最初の行であるCWRに表示されます。](https://m.media-amazon.com/images/G/01/mobile-apps/dex/firetv/content_tile_continue_watching._TTH_.png)
複数のAmazonプロフィール間でのコンテンツの分離
あるAmazonプロフィールからアプリ内でビデオを視聴した後、同じデバイス上の別のAmazonプロフィールで、CWRに同じコンテンツのタイルが表示されないことを確認する
テスト手順
- Fire TVデバイスにアプリをインストールします(定期購入ベースの場合はログインします)。
- デバイスでAmazonプロフィール1に切り替えます。
- アプリを開きます。
- コンテンツの視聴を開始し、合計時間の2%以上の位置までスキップするか再生を進めます。
- アプリを終了し、[ホーム] タブに移動します。
- プロフィール1の [ホーム] タブのCWRに、コンテンツのタイルが表示されることを確認します。
- 同じデバイスでプロフィール2に切り替えます。
- プロフィール1のコンテンツが現在のプロフィールに表示されないことを確認します。
- プロフィール2からコンテンツを再生します。
- プロフィール2で再生したコンテンツが、[ホーム] タブのCWRに表示されることを確認します。
- 再びプロフィール1に切り替え、プロフィール1のCWRにプロフィール2のタイルが追加されていないことを確認します。


期待される結果
- コンテンツタイルは、そのコンテンツを再生した元のAmazonプロフィールにのみ表示されます。
視聴アクティビティデータ
再生イベント
アプリがフォアグラウンドの場合にのみデータが送信され、バックグラウンドでは送信されないことを確認する
テスト手順
- Fire TVデバイスで、アプリをインストールして起動します(定期購入ベースの場合はサインインします)。
- コンテンツの視聴を開始し、合計時間の2%を超えて再生イベントがAmazonに送信されるまで視聴を続けます。
- 再生中にホームボタンを押して、アプリを終了します。
- 5分以上待ち、アプリの終了後にAmazonに再生イベントが送信されないことを確認します。
期待される結果
- アプリがフォアグラウンドの場合にのみ、データがAmazonに送信されます。
- SDKログをモニタリングすると、アプリがバックグラウンドのとき(アプリを終了してから5分以上経過後)にSDKで記録されるログはありません。
ユーザーがビデオを視聴しているときに、アプリから1分ごとに現在の再生位置で再生イベントが送信されることを確認する
テスト手順
- Fire TVデバイスで、アプリをインストールして起動します(定期購入ベースの場合はサインインします)。
- コンテンツの視聴を開始し、合計時間の2%を超えてから5分間視聴を続けます。
- 1分ごとに、現在の再生位置で再生イベントがAmazonに送信されることを確認します。
期待される結果
- SDKログに再生イベントが5つ記録されます(1分ごとに1つのイベント)。
- イベントログの
playbackPositionMs
値は、現在の再生位置と正確に一致している必要があり、新しいイベントごとに値が大きくなります。 - イベントログの
creditsPositionMs
値は、合計時間よりも小さくなります。
アプリからライブリニアコンテンツの再生イベントが送信されることを確認する
注: これは、アプリにライブリニアコンテンツがある場合に適用されます。
テスト手順
- Fire TVデバイスで、アプリをインストールして起動します(定期購入ベースの場合はサインインします)。
- ライブリニアコンテンツを視聴します。
- 1分ごとに、現在の再生位置で再生イベントがAmazonに送信されることを確認します。
期待される結果
- アプリから、1分ごとに現在の再生位置で再生イベントが送信されます。
ユーザーが再生を一時停止したときに、アプリから再生状態が「一時停止」の再生イベントが送信されることを確認する
テスト手順
- Fire TVデバイスで、アプリをインストールして起動します(定期購入ベースの場合はサインインします)。
- コンテンツの視聴を開始し、その後一時停止します。
- アプリから、現在の再生位置で再生状態が「一時停止」の再生イベントが送信されることを確認します。
期待される結果
- アプリから、現在の再生位置で再生状態が「一時停止」の再生イベントが送信されます。
ユーザーがコンテンツを早送りまたは早戻ししたときに、アプリから再生状態が「再生中」の再生イベントが送信されることを確認する
テスト手順
- Fire TVデバイスで、アプリをインストールして起動します(定期購入ベースの場合はサインインします)。
- コンテンツの視聴を開始し、コンテンツを先へスキップしてから早戻しします。
- アプリから、現在の再生位置で再生状態が「再生中」の再生イベントが送信されることを確認します。
期待される結果
- アプリから、現在の再生位置で再生状態が「再生中」の再生イベントが送信されます。
ユーザーがリモコンのホームボタンを押して再生を終了したときに、アプリから再生状態が「終了」の再生イベントが送信されることを確認する
テスト手順
- Fire TVデバイスで、アプリをインストールして起動します(定期購入ベースの場合はサインインします)。
- コンテンツの視聴を開始し、ホームボタンを使用して終了します。
- アプリから、現在の再生位置で再生状態が「終了」の再生イベントが送信されることを確認します。
期待される結果
- アプリから、現在の再生位置で再生状態が「終了」の再生イベントが送信されます。
ユーザーがリモコンの戻るボタンを押して再生を終了したときに、アプリから再生状態が「終了」の再生イベントが送信されることを確認する
テスト手順
- Fire TVデバイスで、アプリをインストールして起動します(定期購入ベースの場合はサインインします)。
- コンテンツの視聴を開始し、戻るボタンを使用して終了します。
- アプリから、現在の再生位置で再生状態が「終了」の再生イベントが送信されることを確認します。
注: 戻るボタンを押してもバックグラウンドでまだコンテンツが進行するアプリには、このテストは適用されません。その場合、アプリは再生状態が「再生中」の再生イベントを送信し続ける必要があります。
期待される結果
- アプリから、現在の再生位置で再生状態が「終了」の再生イベントが送信されます。
広告やプレビューなどの再生中に、アプリから再生状態が「インタースティシャル」の再生イベントが送信されることを確認する
注: これは、再生の前後または進行中に、アプリで広告やプレビューなどを表示する場合にのみ適用されます。
テスト手順
- Fire TVデバイスで、アプリをインストールして起動します(定期購入ベースの場合はサインインします)。
- プレビューや広告が表示される可能性のあるコンテンツの視聴を開始します。
- アプリから、現在の再生位置で再生状態が「インタースティシャル」の再生イベントが送信されることを確認します。
注: インタースティシャルコンテンツが終了し、実際のコンテンツの再生が開始されると、アプリの再生状態は「再生中」に戻ります。
期待される結果
- アプリから、現在の再生位置で再生状態が「インタースティシャル」の再生イベントが送信されます。
コンテンツパーソナライゼーションAPIの統合前にキャプチャされた再生イベントがCWRに表示されないことを確認する
テスト手順
- Fire TVデバイスで、アプリをインストールして起動します(定期購入ベースの場合はサインインします)。
- CWRに、統合(コンテンツパーソナライゼーションAPI)を有効にした後に行われた視聴アクティビティのコンテンツ(再生イベント)が表示されることを確認します。
期待される結果
- CWRには、コンテンツパーソナライゼーションAPIの統合後にユーザーが視聴したコンテンツが表示されます。
- コンテンツパーソナライゼーションAPIの統合前に視聴されたコンテンツは、CWRに表示されません。
アプリが子ども用プロフィール(アプリプロフィール)のデータを送信しないことを確認する
注: これは、アプリが子ども用プロフィールをサポートしている場合にのみ適用されます。
テスト手順
- Fire TVデバイスでAmazonアカウントにログインします。
- 大人用のAmazonプロフィールのアカウントを選択します。
- アプリを開いてサインインします。
- 子ども用プロフィールを選択します。
- ビデオを視聴し、データがAmazonに送信されないことを確認します。
期待される結果
- 子ども用プロフィールからのデータは送信されません。
サポート対象外のFOS本番環境ビルドを使用して、コンテンツパーソナライゼーションAPIが統合されたアプリを検証する
注: このテストは、AFTT(英語のみ)など、さまざまなFOSデバイスで実行してください。
テスト手順
- Amazon OTAプールに追加されていないデバイスを使用します。
- [設定] > [My Fire TV] > [バージョン情報] > [アップデートをチェック] に移動して、prodからすべてのアップデートをインストールします。
- 「Fire TVは最新です」というメッセージが表示されるまで繰り返します。
- コンテンツパーソナライゼーションAPIが統合されたアプリをインストールします。
- アプリを開き、ビデオを視聴します。
- インストール時、起動時、コンテンツの再生時、ウォッチリストへのコンテンツの追加時にアプリがクラッシュしないことを確認します。
期待される結果
- インストール時、起動時、コンテンツの再生時、ウォッチリストへのコンテンツの追加時のいずれにも、アプリがクラッシュすることはありません。
adb logcat | grep -E "FTVIntegrationSDK"
というコマンドを実行しても、表示されるログはありません。
ウォッチリスト、定期購入型アイテム、エンタイトルメントデータ
ウォッチリスト
アプリの起動時またはログイン時に、アプリからデータ(ウォッチリスト)が送信されることを確認する
テスト手順
コンテンツの視聴に登録を必要としない場合(無料アプリ)
adb logcat | grep "FTVIntegrationSDK"
というコマンドを使用してlogcatをモニタリングします。- Fire TVデバイスで、アプリをインストールして起動します。
コンテンツの視聴に登録が必要な場合(定期購入ベースのアプリ)
- Fire TVデバイスで、アプリをインストールして起動します。
adb logcat | grep "FTVIntegrationSDK"
というコマンドを使用してlogcatをモニタリングします。- アプリにログインします。
期待される結果
コンテンツの視聴に登録を必要としない場合(無料アプリ)
- 起動時にデータがAmazonに送信されることを確認します。
- ログを参照して、正しいデータが送信されていることを確認します。ユーザーにウォッチリストがある場合は、ログにウォッチリスト情報を示すエントリが記録されます。
- アプリの起動時に
setCustomerList
メソッドが呼び出されていることを示すログを確認します。
注: アプリからAmazonに送信される可能性のある、すべての該当するデータを検証してください。
コンテンツの視聴に登録が必要な場合(定期購入ベースのアプリ)
- ログイン時にデータがAmazonに送信されることを確認します。
- ログを参照して、正しいデータが送信されていることを確認します。ユーザーにウォッチリストがある場合は、ログにウォッチリスト情報を示すエントリが記録されます。
- アプリが定期購入なしでのアカウント作成をサポートしている場合は、空の定期購入型アイテムのリストが送信されることを確認します。
- アプリの起動時に
setCustomerList
メソッドが呼び出されていることを示すログを確認します。
注: アプリからAmazonに送信される可能性のある、すべての該当するデータを検証してください。
ウォッチリストデータ
ウォッチリストへのコンテンツの追加を検証する
テスト手順
- テスト対象のアプリをインストールし、ログインします。
- 任意のコンテンツの詳細ページに移動するか、コンテンツをウォッチリストに追加するための同等のナビゲーションを行います。
- ユーザーのウォッチリストにコンテンツを追加します。
期待される結果
- SDKにより、ウォッチリストに追加されたコンテンツがログに記録されます。
例: SDKログに、以下の例のようなエントリが表示されます。
addCustomerListEntries invoked by package: com.starz.starzplay.firetv with data: List(AmazonCustomerListEntry(addedTimestampMs=1705432510548)) and AmazonCustomerListType: Watchlist.
ウォッチリストからのコンテンツの削除を検証する
テスト手順
- テスト対象のアプリをインストールし、ログインします。
- テスト前に、任意の特定のコンテンツをウォッチリストに追加しておきます。
- ユーザーのウォッチリストからコンテンツを削除します。
期待される結果
- ウォッチリストからのコンテンツの削除を示すSDKログを確認します。
例: SDKログに、以下の例のようなエントリが表示されます。
removeCustomerListEntries invoked by package: com.starz.starzplay.firetv with data: List(AmazonCustomerListEntry(addedTimestampMs=-1)) and AmazonCustomerListType: Watchlist. ****
Last updated: 2025年4月1日